2024年06月15日 19:05更新
住民の思いが実現しました!
子どもから大人まで幅広い世代が集まる場所を設けようと、妙高市矢代地区でおととい「矢代まつり」が旧矢代保育園の矢代元気会館で初めて開かれました。
このイベントは矢代地域づくり協議会が企画しました。
きっかけは協議会が地域の課題や問題点について探るため、令和2年度地区の住民に行なったアンケートです。対象は中学生以上の1065人で、回答があったのは1032人、全体の96.9%です。
アンケートでは人口減少と少子高齢化で住民同士の関りがなくなり、地区の人たちが集まる交流の場を求める意見が多く寄せられました。
協議会ではこうした住民の声を受けコロナ禍が明けるのを待って初めて開催しました。
矢代地域づくり協議会 岡田栄一事務局長
「アンケートを取って、隣のお父さんお母さんの顔を見たことがない、ということが増えてきた。交流の場というと、やはりお祭りかなということでようやく開催できた。最初は誰も来なかったらどうしようと思ったが小さいお子さんも来てもらえたので良かった」
会場ではかき氷やわたあめなどが無料で提供されたほか、ヨーヨーすくいや絵本の読み聞かせ、和太鼓の演奏などがあり、訪れた人たちが楽しんでいました。
訪れた人
「いろんなひとと触れ合えていい経験になった」
訪れた人
「これをきっかけに違う集まりとかも行けるように少しでも顔見知りができればいい」
訪れた人
「待っていました、いつかこうなってくれたらいいと思っていた。昔から住んでいる地域としてすたれるよりも活性化していく方が残っている人としてはいい。年に一度でもこういうイベントがあると地域住民としては嬉しい」
矢代地域づくり協議会 岡田栄一事務局長
「希望としては春夏秋冬年4回イベントをして、矢代っていいなと思ってもらえる催しものをしたい。アンケートでは夏祭りをやってほしいということで今回の祭りで盛り上がったので実施をしようか検討している」
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