2024年06月03日 16:44更新
えちごトキめき鉄道の鳥塚亮社長が、今月26日に退任することになりました。後任は、今月26日の株主総会と取締役会を経て決まる見通しです。
これは先月31日に開かれたえちごトキめき鉄道の取締役会で明らかになりました。鳥塚社長は、千葉県のいすみ鉄道で社長を務めたあと、およそ5年前の2019年9月、えちごトキめき鉄道の2代目の社長に公募で選ばれました。就任後は、直江津駅の隣に「直江津D51レールパーク」を開業させたほか、旧国鉄時代の車両を買って観光急行として走らせるなど、観光客を増やす取り組みを進めてきました。
えちごトキめき鉄道 鳥塚亮 社長
「外から客を連れてくるために雪月花や観光急行がある。数字として結果を出し、システム化させることができた」
退任の理由については、観光客を増やす取り組みに目途がついたことや、社員の育成を進めるなど、就任時に掲げた5つの目標を達成したためとしています。
鳥塚社長
「就任時は、安全に正確に運行することで精一杯。依頼されたことはほぼ完了した」
鳥塚社長は退任後、相談役に就任します。候補には元国土交通省北陸信越運輸局長の平井隆志さんの名前が挙がっていて、今月26日の株主総会と取締役会を経て新しい社長が決まる見通しです。
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