2024年05月29日 18:00更新

上越市の金谷地区公民館が大貫に新しく建てられることになり29日（水）に工事の安全祈願祭が行われました。利用できるのは来年３月からの予定で、住民同士が交流するホールが新しく作られます。

寺町２丁目　現在の金谷地区公民館

現在の金谷地区公民館は寺町２丁目にあり、建築からおよそ40年が経って老朽化が進んでいるため山麓線沿いの大貫にあるレストランヨーデル金谷の南側、結婚式場の跡地に新しく建てられます。

完成イメージ（提供：上越市）

平屋建てで、延べ床面積はおよそ680平方メートルです。現在と比較しておよそ2.5倍です。ひさしは高田の雁木をイメージしています。敷地内には太陽光パネルが設置され、電気は公民館で活用します。公民館の中には、これまでになかったホールが作られます                                            

住民からイベントが開催できるスペースがほしいという要望があったためで、およそ100人が入れます。また調理室も新たに設けられます。このほかこれまで通り会議室や和室もあります。建築材には市内のスギが使われます。一方、外には多目的交流広場が作られ、フリーマーケットや、地域の夏祭りなどに利用されます。

29日（水）は工事の安全祈願祭が開かれ、中川市長や金谷区の町内会長、工事関係者などおよそ40人が出席しました。

中川市長
「新たに整備する施設は誰でも使いやすく、世代を超えた人々の交流が広がることをコンセプトに、ふれあいや交流を創出し、人・物・事をつなぐ公民館を目指す」

金谷地区振興協議会 髙橋敏光会長
「金谷地区の人口は１万3000人ほど、その人たちだけで使うのではなく、他の地域からも申し込みがあればホールを使ってほしい」

新しい公民館は来年３月から利用できる予定です。