2024年05月15日 17:43更新
冬の間休止していた上越市清里区の朝市が、15日(水)から今年度の営業を再開し、大勢の買い物客でにぎわいました。
今年度最初の朝市には、総菜や地元で採れた山菜、クラフト手芸などを販売する11の店が並びました。午前9時30分に始まると待ちわびた地元の人たちが詰めかけ、買い物やおしゃべりを楽しんでいました。
買い物客
「待っていました。年寄りになるとそこらに行けない。家にいると誰も相手にしてくれないからここに来るのが楽しみ」
手作り手芸品を販売していた人
「自分の作品を見てもらい気に入ってもらえたら買ってもらいたいと出店した。昔からの知り合いに会えたり、私の作品を欲しいと言ってくれればうれしい」
朝市は、3年前まで清里商工会によって開催されてきましたが、商工会の合併に伴い終了していました。翌年、それを知った当時の清里小学校の6年生がまちを元気づけようと地元の農業者団体「櫛池農業振興会」と協力し、朝市を復活させました。
今年からは、子どもたちの思いを受け継いだ振興会が主体となって運営します。
朝市の運営に携わる髙木桂さん
「この朝市は2年間、小学6年生が清里を盛り上げたいと作ってくれたもの。朝市には、その気持ちを持っている人たちが集まっている。みんな清里を盛り上げたいと言っている。いろいろな人に来てもらい、清里を知るきっかけになれば良い」
きよさと朝市は、11月までの毎月第3水曜日 午前9時30分から清里コミュニティプラザの駐車場で開かれます。
櫛池農業振興会では、朝市の出店者を募集しています。清里を盛り上げたい気持ちがあれば、誰でも申し込みできるということです。お問い合わせは櫛池農業振興会TEL025-528-7131まで。
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