2024年04月18日 14:14更新
子どもの成長願い340年
子育てにご利益があるとされる伝統の祭りが18日(木)に上越市大和3丁目の荒町観音堂で行われました。 大和3丁目の荒町観音堂では、340年前から毎年4月18日に観音堂祭が開かれています。
お堂には高さ70センチほどの観音像と高さ30センチほどの地蔵があり、いずれも1000年ほど前の平安時代初期からあったとされています。観音像が地蔵を抱きかかえているように見えることから、子どもの夜泣きを治すなど「子育て」にご利益があると伝えられています。今年は住民25人が集まり、お堂の前でお参りをしました。
参列者
「生まれてからずっとここで暮らしている。昔から仕事を半休とってでも参加。健康でいられるのは観音堂のおかげ」
「地域の平和を祈った。地域の宝があることはめでたい。」
町内会では荒町観音堂の周りで草刈りや掃除を年3回行うなど管理を続けています。
大和3丁目町内会長 秋山芳樹さん
「長年続いている祭りがことしも無事に開催できて一安心。子供が大きくなって地域を守ってくれるので観音堂は大事な場所。住民にとって心の拠り所」
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