2024年04月05日 16:13更新
時代と地域に合うデジタル化!
デジタル技術を取り入れて市民サービスの向上につなげようと、民間企業から2人が上越市に派遣され、4日(木)に委嘱状が交付されました。
上越市は民間企業からデジタルに関する最新の技術を取り入れ、業務の効率化や地元企業のデジタル化推進を支援しようと、2人の専門家をそれぞれDX戦略官、DX推進官として任命しました。
DX戦略官に任命されたのは、新潟市に拠点を置くIT企業BSNアイネットに勤務し、官民のデジタル化に携わってきた川崎浩司さんです。川崎さんは週1回の勤務で、最高情報責任者として上越市のデジタル化について助言や提案をします。
DX戦略官 川崎浩司さん
「新しいものがどんどん入ってきている。それをうまく使いながら市民サービスの向上を図っていきたい」
一方、DX推進官に任命されたのは、大手通信会社のNTT東日本でネットワークの構築などを担当してきた丸岡浩さんです。丸岡さんは週3回、市役所や上越妙高駅前の「JM―DAWN」に勤務し、ITを活用して地域活性化に取り組む団体「上越5e協議会」をサポートする予定です。
DX戦略官 丸岡浩さん
「地元企業と団体でなる『上越5e協議会」の5つの部会でいろいろな事業を展開する。その初動支援やいろいろな企業との連携をしていきたい」
この事業は、いずれも国の人材派遣制度を活用するもので、任期は1年更新です。
上越市総合政策課 石黒厚雄課長
「最新技術や実際の活用事例、ほかの自治体、地域、生活事例を吸収し、上越に合った形で適応していく必要がある。そういったところをアドバイス、指南、リードしていただく」
市は今年8月にもう1人DX推進官を受け入れ、業務の効率化を図るとしています。
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