2024年04月03日 18:01更新
上杉謙信公が信仰したことで知られる仏教の守護神で四天王の一人、滝寺木造毘沙門天立像がある上越市滝寺地区の毘沙門堂で、4月3日(水)に例大祭が開かれました。
例大祭は無病息災や五穀豊穣を願い、毎年この時期に行なわれています。
滝寺木造毘沙門天立像は鎌倉時代後期から南北朝時代に作られたものとみられています。高さは64.5センチです。毘沙門天は仏教の守護神で四天王の1人で、上杉謙信公が戦の前に勝利を願って信仰したことでも知られています。
例大祭には滝寺町内会や地元の人など25人が参加しました。
はじめに護摩焚きが行なわれました。
参加者一人ひとりが木の札に「元気になれますように」「字がうまくなりますように」など、願い事を書いて炎の中に入れました。
参加者
「1年に1回の祭り。新聞で知って来た。像を拝見できて良かった。護摩焚きも知らなかった。一通り全部見られて良かった」
滝寺町内会 渡辺邦夫 会長
「雨を気にしていた、がそんなに寒くなく無事に終わって喜んでいる。伝統をなくさないように受け継いでいきたい」
滝寺毘沙門堂は上越市の「地域の宝」に認定されています。
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