2024年03月22日 18:02更新
統合により今年度で閉校する上越市立安塚中学校で22日(金)校舎のお別れ式が開かれ、出席した生徒や卒業生が学校の歴史と伝統に思いをはせました。
安塚中学校は77年前、旧安塚村に開校し、その30年後、現在の場所に移転しました。
生徒数の減少により、来年度からは安塚中、浦川原中、大島中と統合し「東頸中学校」としてスタートします。
22日(金)は、47年間お世話になった校舎に感謝の気持ちを伝えるお別れ式が開かれ、安塚中学校の生徒や卒業生などおよそ130人が集まりました。
式では、安塚中学校の1回目の卒業生で同窓会長の外立学さんが「安塚中学校の記憶とともに同窓生の絆を保ち続け、新たな環境でも誇りと自信を持って前に進んでほしい」と話しました。続いて、山岸賢一校長が安塚中学校最後の校長として教職員人生の中でも幸せな1年間だったとし感謝の言葉を述べました。
このあと、生徒が思い出や学校生活を振り返ったスライドショーを発表しました。
最後は、出席者全員で校歌を歌い校舎に別れを告げました。
在校生
「安塚中の校歌がもう歌われないと寂しい気持ち。でも最後に歌えて良かった。」「安塚中が閉校するのは悲しいが東頸中の新3年生として頑張りたい」
今年度卒業した生徒
「安塚中で色々と経験をした。それを生かして今後生活していけたら」
第1回卒業生
「こんなに早く閉校するとは思わなかった。仕方ないが第1回の卒業生として悲しい」
卒業生
「家族みんな安塚中の卒業生。なくなるのは悲しいが『ありがとう』という気持ち」
22日は大島中学校でも校舎のお別れ会が開かれたということです。3校が統合する「東頸中学校」では、来月11日(木)に開校式が開かれます。
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