2024年03月08日 17:00更新
直江津港第3東防波堤の釣り場が、8日から今シーズンの営業を始めました。直江津地区では能登半島地震で津波の被害があったことから、釣り場には津波から安全な場所へ避難する経路が通路や壁に表示されるなど、対策が強化されました。
津波対策は、釣り場を運営するNPO法人ハッピーフィッシングが行いました。釣り場は火力発電所の東側にあり、県外の釣り客など多いときは1日で150人ほどが利用しています。
釣り場は海面からの高さが高いところで2.5mほど、長さは660mあります。
津波の発生が予想された場合、高さ10メートルの避難場所まで逃げるためには、釣り場から約1キロから2キロの距離を歩くことになります。
そこでハッピーフィッシングではこれまであった避難経路の表示に加え、受付場所には市の津波ハザードマップと音声で避難時の注意を呼びかける機器が設置されました。
また避難場所までの距離を通路や壁など200メートルごとに表示しました。ハッピーフィッシングの担当者は「万一の場合はスタッフの指示に従い速やかに避難してほしい」と呼びかけています。
ハッピーフィッシングによりますと今回の津波が釣り場に到達したかは不明だということですが、地震の被害はないということです。
釣り場の営業は10月末までの予定です。
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