2024年03月09日 11:45更新
JCVの生活情報番組「すまいるone」で放送中の「行ってみよう! ~頸城区編~」では、自然あふれる頸城区をお散歩。歴史ある施設やおいしいグルメを紹介します。
※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。
【甘党・辛党 丸田屋商店】
上越市頸城区総合事務所から歩いて3分ほどの場所にある「丸田屋」。どことなく懐かしさを感じさせる菓子店です。
店内には和菓子だけでなく、洋菓子なども並んでいます。
店の看板には「甘党・辛党」と書かれていて、甘党は和洋菓子、辛党はお酒の入ったお菓子や地元の地酒のことで、店内では地酒も多数取り扱っています。
創業は明治元年で150年ほどの歴史があります。
元々はお菓子や、調味料、雑貨など、さまざまな品物を扱う店でしたが、80年ほど前に和菓子屋にリニューアルしました。50年ほど前からは洋菓子も店に並びます。
店では、国産の豆から手作りしている自家製のあんこにこだわっています。
あんこは北海道産の小豆と大納言小豆を使用し、白餡も北海道産のインゲン豆の一種「大手亡(おおてぼう)」を使って作っています。
ひと晩、水に漬けた小豆を2時間ほど蒸気釜で煮上げて水を絞り、生餡という状態にします。そこに砂糖や水あめを加えて練り上げます。
砂糖や水あめの量、練る時間を変え、味や硬さを調節しています。作るお菓子に合わせて硬め、柔らかめを使い分けています。
麩まんじゅう 1個150円(税込)
店の一押しは人気商品の「麩まんじゅう」です。
麩まんじゅうは、もともと京都の麩のお店が発祥と言われています。グルテン特有の独特の食感に、多くのファンが。夏のお菓子として親しまれていますが、同店では通年で製造して、冷凍して販売しています。
店によりますと、凍った麩まんじゅうは、2~3時間ほど自然解凍して食べるのが一番おいしい食べ方だということです。
モチモチでつるっとした食感や上品なあんこの味も楽しめるとあって、近隣だけでなく遠方からも麩まんじゅうを求めて同店に足を運びます。冷凍なのでクーラーボックスを持ってきて、一気に200個を買っていく人もいるそうです。
和菓子屋さんのなめらかプリン 240円(税込)
丸田屋のもう一つの名物が、「和菓子屋さんのなめらかプリン」です。20年以上にわたり、地元で愛され続けているプリンです。
牛乳と生クリームをたっぷり使い、ゆっくりと時間をかけて蒸し上げることで、絶妙な柔らかさに仕上げています。濃厚なのに甘すぎず、カラメルが香ばしさを加えています。1日限定27個の数量限定で販売しています。食べたい人は早めにお買い求めください。
頸城の人々に親しまれてきた和菓子店の名物、麩まんじゅうとなめらかプリン。自然と笑みがこぼれるようなやさしい味わいが楽しめます。
代表 丸田勝治さん
「国産の素材を使ってあんこを作っています。あんこの味を確かめにぜひおいでください。お待ちしております」
店舗情報
甘党・辛党 丸田屋商店
■住所:上越市頸城区百間町428-1
■電話:TEL025-530-2035
■営業:7:30~19:00
■ホームページ:https://www.marutayasan.com/
※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.