2024年03月02日 08:00更新
上越市と妙高市の観光地や、自然風景を春から夏にかけて撮影した写真の展示会が、上越妙高駅西口の商業施設フルサットで開かれています。
菜の花が広がる上越妙高駅西口の釜蓋遺跡
春の訪れを告げる妙高市「艸原祭」の火文字
撮影したのは上越市の広告代理店、エムエー・プランニングの代表で写真家の寺尾昭人さんです。写真は上越市や妙高市の観光地や、自然の風景を春から夏にかけて撮影したもので、全部で22点あります。展示会はこれからの季節、写真を見て実際にその場所に足を運んでもらおうと開かれました。
寺尾昭人さん
「どこを撮って、どう発信したら来たいと思ってもらえるかが撮影のベース」
これは去年3月、上越市寺町2丁目の浄興寺の参道から朝日が昇る様子です。
寺尾昭人さん
「お彼岸の中日、年に2回だけ参門の真ん中に朝日が昇り本堂を照らす。昔の人はどうやってお彼岸の中日に朝日が来るように作ったのか。切り取ってそこから知ってもらうのも写真のおもしろさ」
これはおととしの4月、上越市中郷区松ヶ峯周辺で深夜に撮影しました。月あかりに照らされた妙高山やサクラが池の水面に反射し、幻想的な風景を生み出しています。
寺尾昭人さん
「知っているところでも時間帯や状況で見え方が違ってくる。見た人が外へ発信してくれたらうれしい。上越からどれだけ発信できるか。ぶれることなく写真を撮り続けたい」
写真展は3月3日まで上越妙高駅西口の商業施設フルサットで開かれています。最終日の午後1時30分からは寺尾さんによるギャラリートークが行われます。入場は無料です。
会場では上越市、妙高市の四季の風景などを印刷したポストカード55種類やカレンダーが販売されています。カレンダーの販売は今回10回目で、最後となります。
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