2024年02月21日 04:00更新
子育て世帯のみなさん、子どものワクチン接種などで書類に名前や住所など同じことを何度も書くことになって「大変だな」と感じたことはありませんか?上越市ではこうした手続きをデジタル化することで簡単にしようと、市の母子健康手帳アプリを開発している「母子モ」と協定を結びました。
上越市と協定を結んだのは市の母子健康手帳アプリを開発した「母子モ」です。 市と「母子モ」が協力して妊娠、出産、子育てに関する手続きや業務のデジタル化などに取り組みます。
現在、子育てに関する手続きは、妊婦健診、子どもの予防接種など妊娠から出産にいたるまで全て書類への手書きで行なわれています。具体的には乳幼児の予防接種の場合、複数のワクチンを同時に接種するには、ワクチンごとの問診表に名前や住所など同じ内容を何度も書く必要があります。
こうした負担を減らそうと、今後は「母子モ」から予防接種などの手続きができる仕組みを作ります。これに合わせ、市では医療機関との連携を進めることにしています。
「母子モ」の母子健康手帳アプリは全国600以上の市町村で使われています。このうち170以上の市町村では、アプリから予防接種や乳幼児健診などの手続きができるようになっています。
母子モ 宮本大樹代表取締役
「予防接種や乳幼児健診は地域の医療機関も関わる。市が音頭を取ることで、デジタル化が加速するのではと期待」
上越市 健康づくり推進課 田中靖子課長
「予防接種の手続きなど、できることを広げられたら」
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