2024年02月17日 04:00更新
ほかにはない優れた新商品を認定する新潟県の制度「Made in 新潟」に今年度、県内で唯一、上越市でつくられているヒノキのかんなくずを使ったウッドフラワー「ひのきろうず」が選ばれました。
メイドイン新潟に認定されたのは、かんなで削ったヒノキのくずで作ったウッドフラワー「ひのきろうず」です。制作しているのは上越市戸野目にある合同会社「DIY.TOK」です。
新潟県では、事業者の販路開拓を支援しようとほかにはない優れた商品を県知事が「Made in 新潟」に認定しています。18年前から始まった制度で、今年度は、県内で唯一、ひのきろうずが認定されました。作っているのは、障がいのある人や地域の高齢者で、雇用の支援につながっていることも評価されました。
合同会社DIY.TOK 五十嵐 健一 代表
「認定されてうれしかった。作っている高齢者や障がい者の目標ができた。ちゃんと認定されることでワンステップができた。」
ひのきろうずは、地元の建設業者からヒノキのかんなくずを利用できないかと相談があり、5年前に商品化されました。ヒノキは、日本と台湾でのみ自生しており木材の中でも価値が高いとされています。事業所によりますと、ひのきろうずは生花と違い枯れることがなく管理が簡単なほか香りがよいためリラックス効果が期待が出来るということです。
商品は贈り物や記念品として、また室内のインテリアなどに利用されています。メイドイン新潟の認定期間は、令和9年1月末までの3年間です。この間、県のホームページなどに商品が紹介されることになっています。
合同会社DIY.TOK 五十嵐 健一 代表
「『Made in 新潟』に認定されたことを全国、全世界へ。作った人の頑張ったものが全世界に広がれば。」
Made in 新潟に認定されているのは、ひのきろうずを含め85の商品です。このうち、上越市内では8つの事業所の13商品が選ばれています。商品は「DIY.TOK」の事務所で販売しています。
合同会社DIY.TOK
電話:025-520-9251
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