2024年02月15日 17:36更新
新潟県を含む北陸地方では、きょう春一番がふきました。去年より13日早い観測です。季節外れの暖かさが続く一方、上越市の金谷山スキー場では、雪解けが進み、きょうで今シーズンの営業を一旦休止することになりました。
きょうの上越地方は気温があがり、上越市高田では最高気温17.7度を観測、4月中旬並みの温かさとなりました。また新潟地方気象台はきょう新潟県を含む北陸地方に春一番が吹いたと発表しました。去年より13日早い観測です。
連日暖かい日が続くなか、影響を受けたのがスキー場です。上越市の金谷山スキー場は先月の28日にオープンしたばかりですが、その後、降雪に恵まれず、雪解けが進んだため、きょうで一旦休止することになりました。きょう午前8時半現在、ゲレンデの積雪は43センチ、圧雪した状態で10センチです。スキー場の運営を続けるには、積雪70センチ以上、圧雪で30センチ以上が必要です。
きょうの午前中、金谷山スキー場には地元の人たちが訪れ、スキーやスノーボードで、颯爽とシュプールをえがいていました。
「きょうは暖かい。朝だと凍っていて(雪が)しまっている。昼間になると雪が緩んでしまう」
「運動不足を解消するために来た」
市によりますと、過去10年で最も営業日数が少なかったのは、2018年から19年のシーズンで13日間でした。また2019年から20年のシーズンは十分な降雪がなく、営業できませんでした。
金谷山管理事務所 西條和彦 所長
「きょうで一旦リフトの運行は休止。まとまった雪が降り次第再開したい。もう少し雪が降ってたくさんの人に利用して頂ければ」
市によりますと、リフトの利用はあすから休止となりますが、そり遊びや雪遊びは、引き続き楽しめるということです。
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