2024年02月17日 08:00更新
都会などから妙高市に移住を考えている人に、雪国の魅力を感じてもらう体験ツアーが今月10日に開かれました。
体験ツアーは、都会からの移住を考えている人に雪国の魅力を感じてもらおうと妙高市が去年に続いて開きました。参加したのは、東京都、千葉県、京都府に住む家族3組10人です。
参加者
「スノーボードが好きで2拠点生活をしたくて検索してツアー見つけた」
ツアーは1泊2日で行われ、参加者は矢代地区の農家民宿に泊まりました。参加者は矢代地区のイタヤカエデからメールシロップの原料となる樹液を取り出す作業を見学しました。
講師は地元でメープルシロップを作りカフェで提供している清水泰男さんです。
参加者はスノーシューを履いて、森の中にあるイタヤカエデの木を目指しました。
木には事前に穴をあけて管が差し込まれていて、すでに容器に樹液がたまっていました。参加者はこのほか、雪かきなどをして都会では味わえない雪国の暮らしを体験していました。
京都からの参加者
「思ったより雪が少なかった。もっと雪がある時期を知りたかった。また時期を変えて来てみたい」
千葉からの参加者
「除雪など雪を、家族ともっと経験したい。そのあと妙高市への移住を前向きに検討したい」
ツアーにはサポート役として去年12月東京都から妙高市関山に移住した小島貴司さんと、妻の朋子さんも参加し雪国の魅力を伝えていました。
妙高市に移住した小島朋子さん
「非圧雪を(スキーで)滑るのが好き。ほかの地域と比べて妙高市が魅力的。(東京に比べ)生活がゆったり。静かでのどかで楽しい」
市によりますと去年のツアーには3組が参加し、このうち1組が妙高市に移住しました。
市では今後もホームページの「空き家バンク」を通じて、移住者向けに市内の空き家情報を発信することにしています。市によりますと特にスキー場が多い妙高高原地区の人気が高いということです。
妙高市移住定住推進係 清水要係長
「当市の強みである空き家バンクを充実させていきたい。家を購入する人に対して補助金を手厚くしている。今後そういったところを充実させたい」
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