2024年02月11日 09:40更新

JCVの生活情報番組「すまいるone」では、2月4日から「上越名物！酒かすラーメン徹底取材」を放送しています。上越の冬の名物「酒かすラーメン」を提供している全16店舗のラーメンを前後編で紹介します。今回は前編で紹介した「まるとく」「GOGO宝来軒」「WITHドリーム」「宝来軒総本店」の4店舗のラーメンを紹介します。

※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。

　【まるとく】

上越市下門前にある「まるとく」は、上越市頸城区にあるラーメン店「さっぽろ」の姉妹店です。

店内はカウンター席とテーブル席、座敷があります。同店では鶏のスープを使った鶏白湯と鶏清湯の2種類のラーメンを提供しています。麺は自家製多加水麺を使用しています。

酒かす鶏ポタージュ　1000円（税込）

こちらで提供している酒かすラーメンは「酒かす鶏ポタージュ」です。

鶏白湯の塩味をベースに、地元産の米粉、豆乳、ショウガを加えたやさしい甘みがあるトロトロスープが特徴です。スープには酒かすとジャガイモを合わせた特製ペーストがのっています。クリーミーで、しっかりと酒かすを感じることができる味になっています。また、仕上げに鬼胡椒を使った特製オイルを使うことで味が引き締められ、絶妙なバランスに仕上がっています。

店長　高木佳祐さん
「酒かすが苦手な方でも食べていただける『酒かす鶏ポタージュ』、ぜひ食べに来てください」 

【GOGO宝来軒】

今年の冬の時期限定で、池の平温泉アルペンブリックスキー場に出店している「GOGO宝来軒」。

店内はカウンター席が8席、テーブル席が6席あります。

酒粕塩白湯　雅　1200円（税込）

同店では、塩白湯スープの酒かすラーメンを提供しています。豚ガラや野菜などをじっくり煮込んで濃度をあげて、とろっとしたスープに仕上げている酒かすラーメンです。

こちらではスキー場で提供するからこそのこだわりが調理法にあります。スープを高温で炙ることで温度を逃がさずに、最後までアツアツで食べられるようにしています。

さらに、味の変化が楽しめる工夫も。最初は白湯ベースで味わって、次は酒かすペーストを溶かして酒かすの風味を楽しんで、最後は丼に添えてあるレモンを搾ることでさっぱりとした味わいになり、3段階の味変が楽しめるようになっています。

麺やチャーシューも、すべて手作りです。こちらのチャーシューは今流行りの低温調理とは真逆の高温チャーシューです。一気に高温で熱を入れて、その後はじわじわと余熱で調理しています。

店主　土肥正春さん
「スキーやスノーボードを楽しんだ後の食事の場として、ぜひ立ち寄っていただきたいです。お待ちしております」

【WITHドリーム】

上越市五智にある「WITHドリーム」は、自家製麺を使ったラーメンと自家製ジェラートが楽しめるお店です。

店内にはカウンター席とテーブル席があります。

雪室酒粕みそラーメン 2023海老Oile Ver　900円（税込）

同店で提供している酒かすラーメンがこちらです。

赤味噌と白味噌をブレンドしたスープを使った味噌ラーメンです。地元産の野沢菜と名立産のエビを使ったエビオイルがのっています。新潟第一酒造の「越の白鳥」の酒かすを使い、オーダーを受けてからスープに酒かすを溶いて提供しています。

同店では店舗に併設している製麺所で、もちもち食感が特徴の多加水の自家製麺を製造しています。酒かすの香りとエビの風味が楽しめる酒かすラーメンは、自家製麺との相性も抜群です。

店長  高橋拓也さん
「若い世代からお年寄りまで、いろいろな世代の皆さまにご好評いただいています。わりと酒かすの風味が強めの一杯となっております。お酒の好きな人にはぜひ召し上がっていただきたいです」

【宝来軒 総本店】

上越市大町にある「宝来軒 総本店」は昭和8年の創業以来、伝統の味を受け継ぎ、地元で愛され続けているラーメン店です。

菜膳～酒かす味噌タンメン～　1100円（税込）

こちらで提供している酒かすラーメンは、上越酒造とコラボレーションした酒粕味噌タンメンで、濃厚でありながらスッキリとした味わいが特徴です。

麺は食べ応えのある中太麺を使用。モヤシやキャベツ、ニンジンなどの炒め野菜に、鶏ガラと豚骨のスープを加え、オリジナルの2種類の合わせ味噌と酒かすを煮込んだスープと混ぜ合わせています。　

酒かすの味と香りに、さらに野菜の旨味がたっぷり溶け出したスッキリ＆コクのある味噌ラーメン。この冬、あなたのクセになる１杯になるかもしれません。

代表  土肥あや子さん
「90年続いているお店です。皆さん、お気軽においでくださいませ。お待ちしております」

※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。