2024年02月07日 04:00更新
妙高市内で活動している市民サークル「人形劇もくれん」が5日(月)、手作りの人形や道具を使った劇を妙高市のさくらこども園で上演しました。
人形劇を上演したのは、元保育士などでつくる市民サークル「人形劇もくれん」です。これまで市内の5つの園で7回上演してきました。5日(月)は「もくれん」のメンバー8人が妙高市立さくらこども園を訪れ、園児41人の前で劇を披露しました。
タイトルは「チッチとトラのバター」。サークルの代表で元図書館司書の佐藤賢一さんが、童話をアレンジした新作です。
主人公の少年、チッチがジャングルで4匹のトラに出会い、何度も食べられそうになりますが、トラをほめるなどしてなんとか生き延びようとします。
すると、トラがチッチを巡って喧嘩をはじめ、木の周りをぐるぐると何度も回るうちに溶けてバターになってしまいます。最後はバターで焼いたパンケーキをチッチが家族と一緒に食べました。
園児
「トラが『ワー!』としていた。おもしろかった」
「パンケーキをたべるところがおもしろかった」
佐藤賢一代表
「トラの脅威に知恵で立ち向かい、ハッピーエンドを迎えるおもしろさを子どもたちに伝えたいと思い作った」
上演に向け、メンバーは半年間、月に1回練習してきました。劇に登場する人形や、草などの大道具は佐藤さんの手作りです。
佐藤賢一代表
「トラが岩陰から様子を見せると『トラがいるよ』と教えてくれたり、会場との一体感が演じ手もうれしかった。違った作品も手掛けつつ、息長く活動したい」
サークルでは次回、2月19日(月)にも市内のよつばこども園で上演する予定です。
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