2017年10月18日 11:10更新
70歳以上の選手が参加する古希野球の全国大会が、10月27日から岡山県で開催される。大会には県の代表として上越市のチーム、「上越ライフロング古希」が出場することになり、大会を前に熱のこもった練習が続いている。
4年連続4回目の全国大会出場を決めた上越ライフロング古希
上越ライフロング古希は昨年の県予選で優勝し、4年連続で4回目の全国大会出場を決めた。チームには70歳から77歳までの21人が所属し、週2回、市内の野球場で汗を流している。
守りからリズムをつくるのがチームの特徴で、エース髙橋博男・丸山明人を中心に4人の投手を擁して全国に挑む。ことしは1試合で5点以上取られた試合はなく、投手力に加え守備も安定している。特に守備は冬の間も市内の室内練習場で鍛え上げた成果が出ていると内山勇監督。
一方で課題は打撃。内山監督は接戦になることが多いと分析している。そのため、試合ではバントやエンドランなど足を絡めた攻撃を採用して、少ないチャンスを確実に得点に繋がるように工夫している。
この日は守備や打撃練習のあと、試合形式で、攻撃ではサインの確認を、守備では内野と外野の連携を確認した。 チームは過去3回全国大会に出場しているが、これまで1勝しかできていない。今年の全国大会では2勝し、3回戦進出を目指す。
チームのエース、髙橋博男さんは「新潟大会では完封していて、肩の調子はまあまあ良い。全国大会でもがんばりたい。家庭のみんなにも迷惑をかけているので、良い報告をしたい」と全国大会での活躍を誓った。
古希野球の全国大会は10月27日(金)から岡山県で開催される。上越ライフロング古希は初戦で、大阪府のチームと対戦する。
※2017年10月18日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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