2023年12月29日 12:23更新

妙高市の酒販店「十二屋」が、型にはまらない自由な発想から生み出したオリジナルの日本酒シリーズ「泳雲（えいうん）」の第1弾を12月13日に発売しました。

泳雲　720ml／1980円（税込）

泳雲は「自由」をコンセプトに、十二屋が企画し、妙高市の酒蔵 鮎正宗酒造がつくり続けていく日本酒シリーズです。

泳雲の第1弾のテーマは「Make A Splash」です。飛沫を上げるという意味のほかに、注目を集める、評判になるという意味もあり、この第1弾の発売で注目を集めるのがねらいです。

ベースは毎年冬に発売される「純米生原酒 鮎正宗」です。今回は日本酒を搾るタイミングの中でも、「あらばしり」と呼ばれる搾り始めの最初の部分と、「中取り」と呼ばれる搾りの真ん中の部分だけをピンポイントに瓶詰めしています。鮮烈なフルーティーさがありながらも荒々しい「あらばしり」と、最もバランスがとれた上品な味わいの「中取り」をミックスすることで、特別な味わいながらも、さまざま食事にも合う味わいに仕上がりました。

十二屋  川上晃平さん
「インパクトのある熟したメロンやサイダーのような甘くて良い香りがする一方で、後味は淡白なメロンのようなさっぱりとした甘みや旨みがある、バランスのとれた日本酒に仕上がりました」

日本酒を形を変え続ける雲に見立て、その日本酒という雲の中を、鮎正宗酒造＝魚が自由に泳ぎ回る様子をイメージして「泳雲」と名付けられました。

泳雲は本数限定で、妙高市関山の「十二屋」で販売しています。このシリーズは年に3回ほどの発売を予定していて、第2弾は来年6月の発売となります。

十二屋　川上晃平さん
「鮎正宗酒造さんは、ふだん飲みとして楽しめる味わいを大切にされている酒蔵です。泳雲は自由をコンセプトにしていますが、ふだん飲みとして楽しんでいただけるような日本酒をつくりたいと思い企画しました。泳雲を楽しんでいただき、気に入っていただけたら、ぜひ鮎正宗酒造さんのほかの銘柄も飲んでいただけたらうれしいです」

妙高 天狗の隠し酒 走縄
720ml 1518円／1800ml 2959円（ともに税込）

このほかにも、十二屋では毎年冬の恒例となっている日本酒「妙高 天狗の隠し酒 走縄（はしりなわ）」も販売しています。こちらは旧妙高村の素材にこだわり、搾りたてをそのまま詰めている日本酒です。ふくよかで丸みのある濃厚な味わい、そして生原酒特有の果実のようなフレッシュさをぜひ楽しんでください。

■販売店：十二屋（妙高市関山1668−13）
■問い合せ： TEL0255-82-3128（十二屋）