2023年12月25日 18:29更新

上越市教育委員会は、就学相談説明会の申し込みをウェブ上で行った際、申し込みのあった12人の個人情報が、参加者の間で見える状態になっており、個人情報が漏えいしたと25日（月）に発表しました。

教育委員会によりますと、市内保育園、子ども園の年中児の保護者を対象に、小学校の就学についての相談説明会の案内を配布し、その申し込みのアンケートをグーグルフォームを利用して行ったところ、申し込み者の氏名、幼児名、園名、参加時間が、回答した12人の間で見える状態になっていたということです。23日（土）の午後1時40分に、回答者からの連絡によって発覚しました。

これを受けて、教育委員会では、ほかの回答者の情報が見えないよう設定を変更し、学校教育課から該当する12人の保護者へ電話で状況を説明し、謝罪したということです。

市では、再発防止のため、職員に個人情報保護･情報セキュリティ対策の手引きの内容を再確認させ、情報漏えいに対する安全対策についての意識の向上を図るとしています。また、フォーム作成時の点検の際、他の情報が見えていないことを複数人で確認し、アンケートを実施するよう徹底するとしています。