2023年12月24日 13:00更新
高校生が農業の知識を競う全国大会で、県立高田農業高校3年の布施菜緒美さんが最優秀賞に輝きました。高田農業高校の生徒が最優秀賞を受賞したのは、2年連続の快挙です。
大会は高校生が農業の知識を競うもので、全国から986人が出場しました。高田農業高校から出場したのは8人で、このうち高田農業高校3年の布施菜緒美さんが「畜産」の分野で最優秀賞を受賞しました。布施さんの出場は3回目です。これまで優秀賞は2回受賞していますが、最優秀賞は初めてです。
写真提供:高田農業高校
大会には「森林」、「土木」など8つの分野があります。このうち「畜産」分野では、家畜やエサ、加工品などの実物や写真を見てその名前を答えます。「畜産」分野には100人が出場し、問題が40問出題されました。布施さんは38問正解しました。
布施菜緒美さん
「(最優秀賞)素直にうれしい。動画や実物を見ながら、ノートに間違えやすいところや出やすいところをまとめて本番に臨んだ」
布施さんは、授業でブタの飼育を中心にウシやニワトリについても勉強しています。
布施菜緒美さん
「やっぱり畜産が好き。東京農業大学の動物科学科に進学する。大学で将来やりたいことを見つけていきたい」
高田農業高校では、3年生の小澤花音さんが去年農業分野で最優秀賞を受賞していて、2年連続の快挙となりました。
22日(金)はその功績を称え、布施さんと小澤さんの2人に、卒業生会の楡井辰雄会長から表彰状が手渡されました。
卒業生会 楡井辰雄会長
「非常にほまれ高い。やる気のある後輩で大変うれしい。2年生、1年生、新入生が2人に続いてくれれば」
このほか今回の大会では、小澤さんを含む高田農業高校の5人が優秀賞を受賞しています。
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