2023年12月12日 16:14更新
独特のつなぎを使う事で知られる妙高市長沢地区のソバづくりに、妙高市立新井南小学校の児童が12日(火)に挑戦しました。
ソバ打ちをしたのは新井南小学校の4年生から6年生、27人です。
児童は、長沢地区に伝わるソバを作ろうと、地域で活動するNPO法人 いきいき・長沢の指導をうけながら、7月にソバのタネを蒔きました。10月には児童みずからソバを収穫し、12日はいよいよソバ打ちです。
ソバ粉のつなぎには、地元ならでは「オオヤマボクチ」という山ごぼうの葉の繊維を使います。そこに、葉を煮た煮汁を混ぜてこねていきます。
つづいて、ソバの塊を伸ばして、折りたたんで、包丁で切っていきました。
5年生
「大変だったけど楽しかった。こねるところ」
「生地を伸ばすときに外側が破れる。そこが難しかった」
6年生
「自分で育てたソバを食べられるのがうれしい。お母さんに食べてもらって感想を聞きたい」
打ったソバは茹でずに児童が持ち帰り、代わりにNPOが用意したソバを味わいました。
NPO法人 いきいき・長沢 大野公男副理事長
「ソバの種まき・刈り取り・ソバ打ち、一連の作業を知ることで、地域の伝統食を知ってもらい、地域に愛着を持ってもらいたい」
児童は今後、ソバ粉を使ったレシピを考えて、料理するということです。
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