2023年11月21日 18:18更新
東北電力上越火力発電所に、刃物や爆発物などを持った不審者が侵入したことを想定したテロへの対応訓練が20日(月)に行われ、東北電力や上越警察署などが連携を確認しました。
訓練は上越市八千浦にある上越火力発電所に、刃物や爆発物などを持った不審者が侵入した想定で行われました。参加したのは東北電力の職員や上越警察署の署員など、およそ100人です。
不審者は車で車両ゲートを強行突破し、警備員が110番通報をしました。このあと警察官が現場へ駆けつけ、東北電力の職員などが、警察官に不審者が爆発物のようなものを持っているなどの情報を伝え、不審者がいる場所に誘導しました。
上越火力発電所 西村由明 所長
「発電所は電力の安定供給を第一にしている。不審者が侵入したときに速やかにそのような行動がとれるよう日夜訓練することが大事」
上越警察署 警備課 内山利明 課長
「実際の脅威に即した訓練。職員と対応 誘導を確認できたのは有意義だった」
テロへの対応訓練は、昨年度から年に1回行なわれています。上越火力発電所では、このほか火災、地震、津波を想定した訓練も定期的に行ない、災害時の対応を確認しているということです。
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