2023年11月20日 17:48更新

上越市の中川市長は、公約の柱としてきた「副市長4人制」と「政策アドバイザー」の導入について、12月議会での提案を見送る考えを明らかにしました。

中川市長
「私自身の実績を積み重ね、着実に成果を上げることが重要。それを優先するため（副市長4人制など）12月定例会では提案しない」

これは20日の定例記者会見で明らかにしました。中川市長はこれまで副市長を現在の2人から倍の4人に増やす「副市長4人制」と、行政運営について専門家から助言を受ける「政策アドバイザー」について検討してきました。いずれも、市長に就任した直後、2年前の2021年の12月議会などで提案しましたが、否決された経緯があります。

会見では、記者から「トーンダウンしているように聞こえる」と質問されると次のように答えました。

中川市長
「私の気持ちに変わりはない。実現に向けて努力したい」