2023年11月20日 09:30更新
竹やクルミの殻など自然の素材を使った虫や生き物の模型などの作品展が、上越市五智歴史の里会館で開かれています。
制作したのは上越市国府に住んでいる齊京十四春さん84歳です。齊京さんは、市内の山、川、海岸を歩いて竹、クルミの殻、松ぼっくりなどを集め、自然の素材を使った作品づくりを30年以上続けています。
会場には、虫やトリの模型などおよそ160点が並んでいます。作品展は今回4回目で、このうちおよそ60点は初めての展示です。
上の写真は、竹を使った新作のトンボです。齊京さんは和菓子職人を50年以上務めた経験があり、手先を使う細かい作業が得意だということです。
齊京 十四春さん
「トンボの胴体は(竹の)太いところ。足は竹の枝 細いところを使う。羽はビニールの板を利用して絵の具で描く。本物に近づく。見てきれいが根本」
このほか会場には絵画や、ひょうたんを加工した作品なども展示されています。
訪れた人
「また新しいのにチャレンジしていて刺激を受ける」
齊京 十四春さん
「90歳まで…命のある限りやる。作品を見てもらえたら幸せ」
「齊京十四春 趣味の作品展」は来月10日(日)まで五智歴史の里会館で開かれています。
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