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県内海水浴客入込 回復傾向もコロナ禍前より大幅減

2023年11月16日 16:33更新

新潟県は令和5年度の海水浴の入込を16日(木)に発表しました。県内全体の海水浴客は96万8777人で前年度より11%ほど増えましたが、コロナ禍前の6割ほどにとどまっています。

調査は今年7月から8月まで、県内61の海水浴場を対象に行われました。県 観光企画課によりますと、今年度は新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、前年度より11.7%増えましたが、コロナ禍前の令和元年度と比べると42.5%減っています。

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県は今年の入込状況について、7月は天候に恵まれたものの、8月は猛暑や台風7号の影響などを受けたといういことです。

このうち、上越市の4つの海水浴場の入込は合計で11万8720人で、前年度より7.3%、8000人ほど増えました。

令和5年度 上越市の海水浴場入込
 ■たにはま 4万2638(前年度比+47.4%)
 ■なおえつ 4万6254(前年度比+13.5%)
 ■中央      5453(前年度比+0.8%)
 ■鵜の浜  2万4375(前年度比-31.3%)

たにはま海水浴場の入込は、前年度より大幅に増えた一方、鵜の浜海水浴場は大幅に落ち込みました。この要因について、市では地元宿泊施設の廃業や、お盆の時季に強風で遊泳を禁止したことなどが関係しているのではと話しています。

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