2023年10月13日 16:41更新
犯罪の防止を呼びかける「全国地域安全運動」に合わせ、県立高田高校の書道部が警察と協力して、鍵かけの徹底や特殊詐欺の防止を呼びかけるチラシを作り、12日(木)に高田駅前で高校生などに配りました。
上の写真は、高田高校の書道部が警察と協力して作ったチラシです。チラシでは、生徒が書いた字で自宅や自転車など鍵のかけ忘れに注意すること。また「おしえない、すぐ しんじない」など特殊詐欺に注意するよう呼びかけています。
高田高校 書道部
「空き巣や家の鍵閉めに注意してほしい。それをメインに書いた。鍵を閉め忘れたという些細なことでも(窃盗)起きる可能性がある。呼びかけて被害を減らしたいという思い(で作成)」
12日(木)は書道部の1年生と2年生の6人が上越警察署の署員などといっしょに、通学で自転車に乗る機会が多い高校生などにチラシなどを配りました。上越警察署によりますと、今年管内では8月末までに自転車が盗まれる被害が55件あり、このうちの7割は鍵がかかっていませんでした。また、被害の件数を地区ごとにみると、高田駅前が16件ともっとも多くなっています。
高田高校 書道部
「見た人に空き巣や鍵の閉め忘れに注意しようと思ってもらえたら」
「自分のものに限って狙われることはないと思ったとしても鍵は絶対かけるようにしたい」
上越警察署 生活安全課 本多 和利 課長
「(自転車)駅に止めているときに施錠しないまま電車に乗るケースが多い。急いでいるかもしれないがまず鍵をかける。自分自身が泥棒被害に遭わないよう意識してほしい」
チラシは1000枚、チラシと同じデザインのポスターも900枚作られ、地域での防犯の呼びかけに活用されます。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.