2023年10月11日 15:05更新
エアコンの節電方法を調べて結果をグラフで表現した上越市立国府小学校3年の金子凜奈さんが、県統計グラフコンクールで入賞しました。
グラフコンクールは、全国の小中学生などに統計の知識を深めてもらおうと毎年行われています。先月新潟県の審査会が開かれ応募のあった115点から16点が入賞に選ばれました。
上越市からは国府小学校3年生の金子凜奈さんの作品が選ばれました。金子さんは1年生から3年連続での入賞です。作品のテーマはエアコンの節電方法です。
国府小3年生 金子凜奈さん
「お母さんがエアコンのリモコンに表示される電気代がどんどん上がっていると言っていたから節電方法を調べた」
金子さんはグラフを作るにあたって家電量販店で節電のコツを教えてもらい、まずエアコンのフィルターを掃除した場合の室温の変化を調べました。
条件は室温31.5度の部屋でエアコンの設定温度を27度、強風設定にしました。その結果、掃除する前は30分かかって28.2度になりましたが、掃除した後は23分で済みました。
これを節電効果でみると1kwhあたり31円として、およそ5.6円の違いがありました。
このほかサーキュレーターを使用した場合室外機に日よけをした場合、さらにその両方を使用した場合を調べてグラフにまとめました。
その結果、サーキュレーターと室外機の日よけを同時に使用した場合はフィルターを掃除したケースよりもおよそ10円の節電となりました。
国府小3年生 金子凜奈さん
「4つの方法を長い時間調べるのが大変だった。友達や近くの人に教えてあげたい」
審査では調べた結果を時系列にしてわかりやすく整理した点が評価されました。入賞作品はこのあと全国大会に出品されます。
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