2023年09月29日 17:52更新

上越市の第3セクター「リフレ上越山里振興」が雇用関係の助成金を不正受給していた問題で、会社は28日（木）に臨時株主総会を開き、30日（土）付けで解散することが決まりました。これに伴い市は、会社の清算費用として6000万円を今年度の補正予算に盛り込み、税金を投入することになりました。

「リフレ上越山里振興」は去年7月までのおよそ2年3か月間、施設を営業していたにも関わらず休業中と嘘の申請を行い、雇用関係の助成金およそ3915万円を不正に受給していました。会社は今年8月末までに全額を新潟労働局に返還しています。

そのうえで、会社は28日（木）に臨時株主総会を開き、30日（土）付けで解散することが決まりました。これに合わせて市は、会社が金融機関から借り入れた5600万円と清算経費400万円のあわせて6000万円を、会社の清算費用として今年度の補正予算に盛り込み、税金を投入することになりました。

中川市長
「長い歴史があり私としてはさみしい。（民間譲渡で）事業を続けていくために、（市も関わる）清算になっていく」