2023年09月25日 11:40更新
雁木や町家がつらなる上越市北本町と東本町の消防団が24日(日)合同で消火訓練を行いました。
消火訓練を行ったのは、北本町を管轄する第3分団と東本町を管轄する第4分団の団員あわせて25人です。この地域では雁木通り沿いに町家が密集している所が多く、延焼のおそれがあるため、近隣の分団同士、 合同で訓練を実施し連携を深めています。
第4分団 柴田直哉 分団長
「旧高田市は雁木が多い中で1件火事が起きてしまうと2、3件で済まない。実際にみなさん火事の現場に出くわすことは少ないと思いますが、みなさんに火の用心を一層注意していただきたいという思いでやらせていただいた。」
訓練は東本町3丁目の町内会館前で建物火災が発生し延焼しているという想定で行われました。
初めに第4分団が消火にあたり、応援に駆け付けた第3分団がサポートにまわりました。
大量の水を確保するため消火栓からではなく青田川からくみ上げた水を使って消火にあたりました。団員は掛け声のもと火元となる発煙筒が入った一斗缶に向け放水しました。
第4分団 柴田直哉 分団長
「目の前で火の手があがると冷静でいられない人が多いと思う。ある程度天井まで火の粉が上がってしまったら個人の力では消せないので、自分の命を優先して逃げていただきわれわれ消防団にお任せ下さい」
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