2023年09月22日 18:56更新
上越市高田の大町通りに、町家をリノベーションしたコーヒーやサンドイッチを提供するカフェ「COFFEE AND SANDWICH CASUAL DAYS(カジュアルデイズ)」が22日(金)にオープンしました。
店舗は上越市大町5丁目の雁木が連なる大町通り沿いで、写真スタジオや先日オープンしたばかりのアニメスタジオの並びです。
店内の広さは100平方メートルほど。町家ならではの間口が狭く、奥行きが長い店内で、入口近くにテイクアウト商品の受渡カウンターやキッチンがあり、その奥に客席があります。
店舗は昭和初期に建てられ、長らく仕立て屋を営んでいた町家を改装しました。
以前から使われていた柱や梁を生かして、奥の客席側を吹き抜けにすることで2階部分の窓から外の光が入り、明るい店内となっています。席は入口近くにベンチ席を2席、奥に2人掛けのテーブル席を5つ用意しています。
店で提供するのは、こだわりのコーヒーとサンドイッチです。
カフェラテ(アイス/ホット) 550円(税込)
コーヒーは、長岡市与板町の「ナカムラコーヒーロースターs」で焙煎してもらった豆を使い、大手有名店でも使っている本格的なエスプレッソマシンで淹れたオリジナルブレンドが味わえます。チョコやキャラメルナッツのような甘みと、オレンジ系のさわやかな酸味が特徴です。店主の齋藤さんの好みや店で提供するサンドイッチの味に合わせてブレンドしてもらっています。アメリカーノ、カフェラテ、カフェモカ、エスプレッソの4種類を用意しています。
そのほか、紅茶や緑茶、ハーブティー、自家製レモネード、ミルクなどのドリンクも取り揃えています。
サンドイッチはホットサンドを2種類、通常のサンドイッチを4種類用意しています。サンドイッチに使用する素材はできるだけ自家製のものを使用しています。上越野菜など地元の野菜も、これから取り入れていく予定だということです。店内で提供する場合はサンドイッチにサラダと惣菜が付きますが、テイクアウトはサンドイッチ単体での提供となります。
キューバサンド 650円(税込)
店のオススメは「キューバサンド」です。バゲットに、塩とコショウで味付けした自家製ローストポーク、ハム、チェダーチーズ、ピクルス、粒マスタードをサンドして、オーダーを受けてからプレスしながら焼き上げます。バゲットのカリっとした食感と、ローストポークを中心にさまざまな食材が絡み合った旨みが楽しめます。
そのほか、ホットサンドは「ハム&チーズ」、通常のサンドイッチは「タマゴサンド」、「ベーコン・レタス・トマトのサンド」、「生ハム&ブリ―チーズのバゲットサンド」、「アボカド・バジル・チキンのサンド」があります。
ドリンク、サンドイッチのすべてのメニューがテイクアウト可能です。
店を切り盛りするのは神奈川県出身の齋藤直樹さん夫婦です。
齋藤さんは専門学校を卒業後、パン職人として働き始め、東京のベーカリーカフェなどで長年経験を積みました。職人としてパンを焼くかたわら、コーヒーを淹れたり、接客なども行うようになり、次第にコーヒーの奥深い魅力にはまり、ゆくゆくはカフェをオープンさせたいと思うようになりました。
2年半前に妻の実家である上越市に移住し、念願のカフェのオープンに向けて準備を進めてきました。
齋藤さんは大町通り周辺がその昔、職人の町だった背景や、現在の通りの雰囲気を気に入り、現在の場所にあった町家をリノベーションして店舗にしました。
現在提供しているサンドイッチのパンは仕入れたものを使用していますが、ゆくゆくは自家製のパンを店で提供していきたいと話しています。
齋藤直樹さん
「わずか10席ほどの小さなお店ですが、気楽に立ち寄ってもらって、コーヒーやサンドイッチを味わいながら、のんびり過ごしていただきたいと思います。ぜひお越しください」
店舗情報
COFFEE AND SANDWICH CASUAL DAYS
■住所:上越市大町5-1-16
■営業:8:00~18:00(LO17:30)
■定休:火曜
■インスタグラム:@casual.days_
※駐車場はありません。近くの有料駐車場を利用してください。
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