2023年09月15日 16:34更新
上越の新しいソウルフード、「しっとり炒飯」をご存知ですか?このしっとり炒飯を広くアピールしようと、高校生がオリジナルレシピで味を競う選手権が来月に初めて開かれます。出場校のひとつ、新井高校のチームが炒飯の試作に取組む様子を取材しました。しっとり炒飯は、新潟県産のコシヒカリを使ったしっとりした味わいの炒飯を指します。発案したのは上越商工会議所青年部です。上越のソウルフードにしようと市内のラーメン店や食堂が提供している炒飯を認定したうえ、ともにアピール活動を進めています。
そうしたなか青年部は来月、高校生からしっとり炒飯のレシピを募る選手権をはじめて開きます。選手権ではしっとり感だけでなく、高校生らしいアイデアなど5項目が審査され、優勝するとそのレシピが商品化されます。新井高校では有志4人がチームをつくり、選手権にエントリーしました。現在どんなレシピにするか試行錯誤を重ねています。
エントリーした一人、大瀧菜々子さん
「食の大学に行きたいのでいい経験になると参加。斬新さも採点されるので、大人が想像つかないようなチャーハンを考えている」
この日は2種類のレシピを試作しました。これは、ご飯とパプリカや玉ねぎを炒めたものに、トマトソースを絡めてチーズをのせたイタリアン風炒飯です。アクセントにタコを入れました。
これは、具材にギョウザを使って、鶏がらベースの餡をかけた中華風。隠し味に梅干しを使っています。
生徒は、それぞれ試食をしながら味わいやしっとり感、食感などを話し合っていました。
新井高校の目標は「優勝」です。選手権は来月29日、イオン上越店駐車場の特設会場で開かれます。選手権には上越高校のチームも参加するということです。
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