2023年09月07日 12:33更新
写真や絵をスマートフォンを通じてではなく実物で楽しんでもらおうと、上越地域の若手作家5人による作品展が、上越市直江津地区の「ライオン像のある館」で10日(日)まで開かれています。
作品展には、上越地域で活動する20代から40代の、写真家やイラストレーターなど5人が参加しました。作品はあわせておよそ40点です。
イラストレーター スワサカエさん
「(若い作家)作品を作ったり描いて、SNSなどネット上に上げて満足する人も多い。実物を見てもらう機会は大事だと思った」
参加者のうち、池内加奈子さんは登山で撮影した写真を展示しました。これは標高約2700メートル、マイナス20度のなかで撮った凍った岩です。
イラストレーターのスワ サカエさんは、新作を含む13点を展示しています。 これはマーカーで線を描いたアクリル板に別に絵を描いたアクリル板を重ねて1枚に仕上げた作品です。
イラストレーター スワサカエさん
「普段デジタルで描くときの技法を、アクリル板を使って表現した。(2枚の板)少し浮かせているので、光が当たると影の落ち方が角度によっておもしろい。おもしろくて枠にとらわれない作品楽しんでほしい」
このほか、美術教員の蒲池亮輔さんが作った海の生き物の彫刻も展示されています。
作品展「海辺にレモンの木を植える」は、10日(日)まで、ライオン像のある館で開かれています。入場料は無料です。
なお、この作品展は「なおえつうみまちアート」にあわせて開かれています。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.