2023年09月07日 06:33更新
縄文文化を学んでいる上越市立中郷小学校の4年生が6日、獲物を捕まえるために使われていた石器づくりを体験しました。
石器づくりを体験したのは、中郷小学校4年生の15人です。児童は、中郷区に縄文遺跡が70か所以上あることから、当時の文化について詳しく調べています。
6日は、中郷区で縄文文化の研究などをしている市民団体「縄文学校」のメンバー4人から指導を受けながら、ウサギやシカなどの獲物を捕まえるために使われていた石器をつくりました。
はじめに、火山岩の一種、黒曜石を砕きます。
このあと、先のとがったかけらを選び道具を使って刻み目を入れていきます。
これで弓矢の先に付ける「矢じり」の完成です。
児童
「縄文時代の人は大変」
「矢で(獲物を)捕まえていてすごいと思った」
縄文学校 博田 純さん
「現在の技術も縄文時代に生まれている。ほんの少し前まで縄文人の知恵を借りて生活していた。縄文人の魅力を感じてほしい」
児童は、来月に縄文学校のメンバーとともに、土器の野焼き、勾玉づくりを行う予定です。
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