2023年09月05日 14:23更新
今年度で閉校する上越市立大島中学校で最後の体育祭が2日(土)に開かれました。
大島中学校は今年度、創立50周年を迎えましたが、生徒数の減少から今年度で閉校し、来年度から浦川原中学校、安塚中学校と統合され、東頸中学校になります。校舎は浦川原中学校が使われます。
最後の体育祭では全校生徒17人が紅軍と白軍に分かれて綱引きや障害物競走など5種目に挑みました。
また体育祭には保護者や地域の人たちも参加し、玉入れが行われました。
体育祭のスローガンは「大中感結(だいちゅうかんけつ)」です。体育祭を盛大にすることや地域への感謝の意味などを込めて作られた言葉です。全校生徒はこのスローガンの思いをダンスに込めて披露しました。
競技の結果、最後の体育祭は白軍が勝ちました。
紅軍団長 横尾広人さん
「玉入れが一番印象的だった。最初はどちらが勝つのかと思ったけど紅軍が圧勝してうれしかった。大島中学校の良いところは生徒全員の団結力が強いところ」
白軍団長 吉野陽向さん
「小学校から通して初めて団長をやった。みんなを引っ張っていけたと思う。最後までやり切れたことが思い出。大島中学校はなくなっても思い出を忘れないようにしたい」
罍 和弘 教頭
「(生徒たちは)締めくくりなんだけど、新たなスタートという気持ちも強くもっているとは思う。様々なところで新たなスタートが切れるように一生懸命やったという思いが残る体育祭になってくれれば」
大島中学校PTA会長 髙橋澄恵さん
「今までと違って色々工夫がされていた。最後ということで地域の人にも参加してもらって、とても盛り上がった体育祭だったと思う」
大島中学校ではこの日の夜、最後の体育祭に合わせ、生徒たちが地元、大島小学校の児童と一緒にランタンを飛ばしました。
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