2023年09月01日 14:33更新
妙高市でワイン用のブドウを栽培している農事組合法人「坂口げんき農場」に、千葉県で特別支援学校の教員を務めていた男性が地域のこし協力隊として入ることになりました。
妙高市の地域のこし協力隊に採用されたのは、吉田二郎さん54歳です。吉田さんは宮城県仙台市の出身。これまでの32年間、千葉県で特別支援学校の教員を務めていました。妙高市との縁は、吉田さんの妻が上越市出身で、義理の母と実の母、両方の介護が必要になったことから妙高市に移住しました。
吉田さんは今後、妙高市坂口新田にある農事組合法人「坂口げんき農場」でワイン用のブドウの栽培に取り組みます。
地域のこし協力隊 吉田二郎さん
「まずは農場でワイン作りや田んぼの管理などに関わりながら、地域とのパイプを作る。学校で培ってきた経験を生かせる部分があれば発揮していきたい」
坂口げんき農場の後藤正直代表理事は「来年の春もブドウの栽培面積を拡大する。吉田さんの経験を生かして農業と福祉の農福連携に期待したい」と話していました。
また、城戸市長は「雪国の生活は大変だと思うが、農場まで元気に通ってほしい」と激励しました。
吉田さんの任期は最長で3年です。
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