2023年08月11日 12:00更新
ラジオを身近なものに感じてもらおうと親子ラジオ教室がきょう上越ケーブルビジョンで開かれました。 この教室は総務省信越総合通信局とFMみょうこう、FMじょうえつが毎年開いていて、ことしは新型コロナの影響で2年ぶり6回目の開催となりました。 教室には上越市内の小学5、6年生12組の親子が参加し、AM・FMラジオを作りました。ラジオは、基盤に10種類ほどの部品をはんだごてを使って取り付けていきます。中にははんだごてを初めて使う子も。
初めて挑戦した子供は「難しそうだったけどやってみたら簡単だった」と振り返っていました。
約2時間で完成し、さっそくラジオの放送を聞いてみると、手作りのラジオから流れる放送に耳を近付け笑顔を見せていました。
参加者
子供「完成できて嬉しい。はんだごてで細かい部分を止めるのが難しかった。ラジオは普段聞かないが仕組みが知れた。」
親「自分が仕事中に聞いているくらいで子どもは聞かない。災害のときは使うと思うので常に身近においておきたい。」
子供「はんだごてが面白かった。これから大切に飾っておきたい。」
親「常に防災のために肌身離さずもっておかせたい。」
ラジオの生放送にも出演
なお、電波には周波数があり正しく利用されないと事故や災害時に情報が発信できなくなってしまうことなどが説明されました。
新潟県電波適正利用推進員協議会の須田徹雄さんは「災害が頻発しているこの頃、ラジオは非常に便利な情報ツールだということを再認識してもらいつつ、正しい電波の使い方を知ってもらえたら嬉しい」と話していました。
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