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夏の全国高校野球新潟大会 高田北城が善戦もベスト4逃す

2023年07月21日 20:00更新

夏の全国高校野球新潟大会準々決勝が21日行われ、県立高田北城高校が、強豪、中越高校に挑みましたが、善戦むなしくベスト4はなりませんでした。

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両チーム0点で迎えた2回表、先攻の高田北城は、この回、先頭打者6番、春川。

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レフトへ2塁打を放ちます。続く7番、坂木がバントで出塁し、ノーアウト1・3塁で8番、吉原の内野ゴロの間に、高田北城が1点を先制します。

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その裏、中越に2アウト1・3塁とされた場面、高田北城の先発、3年坂木は、中越の8番、樋口を内野ゴロに打ち取りますが、味方のエラーで1点を失い、追いつかれます。しかし、坂木は踏ん張りました。

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持ち味のコントロールの良さと緩急をつけたピッチングで、ここまで30得点をあげた中越の強力打線を抑えます。

高田北城は、4回表、9番、キャプテン内藤の犠牲フライ、そして6回に8番、吉原のスクイズでそれぞれ1点を入れ、3対1とリードします。

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このあと、高田北城は7回裏に1点を失い、1点リードで8回裏を迎えます。マウンドに上がったのは、この大会、坂木と投手リレーで勝ち抜いてきたエースの3年、岩間です。しかし…。

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ヒットやフォアボールなどでワンアウト満塁のピンチ。スクイズを決められ、同点に追いつかれます。その後も制球が定まらない岩間は、突然、体調不良を訴えて、マウンドを降ります。

3番手でマウンドを引き継いだのは、3年の髙橋。この大会初登板ということもあってか、3点を失います。結局、高田北城は4回からマウンドに上がった中越のエース、野本の前に反撃かなわず、3対6で敗れました。勝てば2017年以来のベスト4でしたが、果たすことはできませんでした。

内藤蒼太郎 主将
「どんな相手でも自分たちの野球をやる。守りの北城ができた。悔いはないです」

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