2023年07月19日 16:43更新
窯を使わずに土のオブジェを焼く、ユニークな陶芸作品づくりに妙高市立新井南小学校の児童が挑戦しました。
新井南小学校の4から6年生26人は地域について学ぶ中で、その魅力を伝えるオリジナルのキャラクターを考えました。キャクラターは、地元の陶芸家村越洋一さんに教わりながら、立体的な土のオブジェにしました。
村越 洋一 さん
18日(火)は、仕上げとしてオブジェを焼きあげる「野焼き」を行いました。窯は使いません。
はじめにキャンプファイアのように火を起こし、その回りに作品を置いて乾燥させます。児童は、火にくべる薪を運んだりして手伝っていました。
そのあと、薪を崩して高温になっているところに作品を入れます。1時間30分ほど焼いたら完成です。
児童
「結構いい感じに焼けた。手が2本取れてしまった」
「焼いてみて壊れてしまったところもある。お守りとしていろいろなところに飾りたい」
「少し割れてしまって悲しいけど、かっこいいねと言われてうれしかった。ボンドでくっつければ直ると思う」
村越 洋一 さん
「(作品には)個性がある。粘土から作る形や焼け方もコントロールしたわけではなく、自然の中で焼けた。その体験ができたことがすばらしい」
完成した作品はこのあと、児童が見つける新井南部地域の「よいところ」に運びこんで、一緒に写真を撮るということです。なお、新井南小学校の陶芸づくりの様子は8月8日(火)から放送の「おじゃまします!みんなの学校」でたっぷりとお伝えします。
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