2017年09月27日 09:43更新

今週末の9月30日（土）10月1日（日）に、新潟市の新潟競馬場で開催される「新潟うまさぎっしり博」に上越市から人気ラーメン店GOGO宝来軒が出店する。イベントでは上越産のエビを使ったラーメンが限定で販売される。

新潟うまさぎっしり博は新潟・山形・福島の3県から特徴あるグルメを集めた食のイベントで、今年で10年目。会場では3県のブランド牛を使ったグルメやご当地ラーメンなどが味わえる。

今回は10周年記念として「国際ご当地グルメグランプリ」も同時開催され、ぎっしり博と合わせると約40のグルメブースが出店する。

うまさぎっしり博に出店するのは上越市大豆にあるラーメンダイナーGOGO宝来軒。店主の土肥正春さんは、上越をPRしたいという思いから、これまで県内外の数々のグルメイベントに出店してきた。

うまさぎっしり博は主催者から依頼があり、昨年に続き3回目の出店になる。昨年はレギュラーメニューの「キング煮干ソバ」を販売し、用意した1,000杯分が完売。今回はレギュラーメニューではなく、うまさぎっしり博のために考えたラーメンを提供する。主催者から上越産の食材を前面に出してほしいと依頼を受けた土肥さんが選んだ食材はエビだった。

この甘エビで作ったのが「海老豚ソバ」。エビは「うみてらす名立」から加工品を作る際にあまる頭を仕入れた。ペースト状にした海老の頭をしょうゆベースのスープに溶かし入れる。さらに具材を盛り付けた後にもエビの頭で作った香味油をたっぷりとかけている。濃厚なエビの旨味が口の中に広がる一杯だ。イベントでは2日間で1,200杯の「海老豚ソバ」を用意するという。

「名立のエビの良さをわかってほしくて選んだ。エビのうまみを最大限に出すのが苦労した。濃厚で香りと味がエビというのが前面に出た仕上がり。上越のエビという食材を、食べてもらった人にわかってもらえるよう良いイベントにしたい」と土肥さん。

新潟うまさぎっしり博と国際ご当地グルメグランプリは今週30日（土）と翌日１日（日）に新潟市の新潟競馬場で開催される。国際ご当地グルメグランプリには、上越市から魚住かまぼこ店と妙高市のりらく庵も出店する。