2023年06月08日 16:04更新
本格的な雨のシーズンを前に、水害のリスクが高い場所を確かめる巡視が8日(木)に上越市の関川や保倉川などで行われました。
川を巡視したのは高田河川国道事務所、上越地域振興局、そして消防や消防団などあわせて9つの機関の20人です。一行は、関川の下流部で、水害リスクが高い場所など13か所を見て回りました。
このうち、関川と矢代川、櫛池川の3本が合流する中央橋の近くでは、「大きい川が合流する地点はそれぞれの流れによって水の流れが非常に複雑な動きをする」と説明がありました。
そして「ここが危険な状況になるリスクもある。増水時の巡回のときは堤防、河岸、水の流れの向きを点検してほしい」と関係者に呼びかけました。
このほか、出水時の応急対応に必要な資機材の倉庫や排水ポンプ車が安全に現場にたどり着けるルートを確かめました。
高田河川国道事務所の小林卓生課長は「現場を確認しながらどこが危険か、出水したときどう対応するか、を確認した。いざ、出水、大災害のときは国・県・市の枠にとらわれず協力し水防災害対応したい」と話していました。
高田河川国道事務所では、大雨などで川が増水した時は、様子を見に行かないでほしいと呼びかけていました。
小林課長は「増水した川は大変危険。水位や河川の様子はインターネットで見られる。川に近づかないでそうした情報をもとに避難して。」と話していました。
河川の情報はJCVの111チャンネルでも確認できます。大雨で心配なときなどは、リモコンのdボタンを押して、メニューから「河川水位情報」や「河川情報カメラ」を選択してください。
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