2023年06月05日 13:03更新

この春、妙高市立妙高高原北小学校と南小学校が統合してできた妙高高原小学校で4日（日）、初めての運動会が開かれました。児童はもとの学校で親しまれていた競技などを取り入れて、仲良く汗を流していました。

 「開校記念大運動会」には、児童ほぼ全員の103人と保護者が参加しました。児童は赤組と白組にわかれて、リレーや応援合戦など12の競技に元気いっぱい取り組みました。はじめての運動会ということもあって、統合まえの学校で人気のあった競技なども取り入れられました。

そのうち「水くみレース」は、もともと妙高高原北小学校で行われていました。色付きの水を湯のみなどで運び、ペットボトルの水を早くいっぱいにできたチームが勝ちです。上級生が下級生に寄り添いながら一緒に走っていました。

また、南小学校からは「妙高高原戦国じゃんけん」という競技です。これは、かつての校区内にあった江戸時代の関所にちなんだもので、児童と保護者が一緒に、5か所の関所で対戦相手とじゃんけんをして、すべて勝つと点がもらえます。

児童
「今回で元南小の人たちと、もっと深い絆ができて、もっと協力し助け合いたいと思った。友達が増えて応援が大きくなった。みんなで協力できて良かった」

児童
「水くみリレーで（元）北小も南小も仲良くできたので良かった。不安はあったが、もともと幼稚園が一緒。みんなと仲良く話せるようになった」

チェッコリ玉入れ

このほか玉入れではアフリカ・ガーナの民謡「チェッコリ」にあわせてダンスしながら、曲の節目を合図に玉を投げていました。

競技の結果、初めての運動会で勝利したのは赤組でした。

赤組 応援団長 中村笑丸さん
「開校記念 最初の運動会で小学校生活最後の運動会だった。優勝できて うれしい」

白組 応援団長 吉越翔琉さん
「優勝できず悔しいが、休み時間にみんなと練習できたのが良い思い出」

保護者
「人数が増えたので例年より盛り上がった。保育園のとき一緒だった子たちと、また一緒にできるので楽しそう」