2023年05月31日 15:06更新
「にいがた緑の百年物語」が呼びかける「緑の募金」のポスター原画に、県立上越総合技術高校2年生の関川敦也さんの作品が採用されました。関川さんは、ポスターを通じて多くの人に森を守る意識を高めてもらいたいと話しました。
「緑の募金」のポスターです。「小さな芽 未来につながる 希望の芽」という表題が、木や花、そして森のイメージに浮かんでいます。この絵を描いたのは、上越総合技術高校美術部2年の関川敦也さんです。
ポスターの原画コンクールには、県内の小・中・高生42人から応募がありました。その中で、関川さんの作品が最高賞の優秀賞に選ばれ、今年度のポスターに採用されました。関川さんは絵の具を塗り重ねることで、森が広がるイメージを描いたということです。
関川敦也さん
「たった一つの芽から森が広がる。(ポスターで)森に対する意識を高めてもらいたい」
また、絵の下にある花は自宅の裏庭に咲く花を参考にしました。
関川敦也さん
「裏庭ではおばあちゃんが花を育てていてそれが好きだった。インパクトある仕上がりにできた」
関川さんは、幼い頃からキャンプに出かけるなど自然が好きでした。「緑の募金」ポスターには、小学4年生から毎年応募し、小学6年生のときにも優秀賞に選ばれています。今は将来の夢に向けて絵の勉強などに励んでいます。
関川敦也さん
「将来はキャンプ用品をデザインするクリエーターになれるよう頑張りたい」
「緑の募金」は、コンビニエンスストアなどに募金箱が置いてあるほか、ホームページでも受け付けています。昨年度は6150万円あまりが寄せられ、200ヘクタールを超える森の整備に役立てられたということです。詳しくは「緑の募金」のホームページまで。
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