2023年05月22日 17:39更新
東京のIT企業「アーキペラゴ」が、上越市の高田本町商店街にあるコワーキングスペース「ビビット」に新しくオフィスを構えました。これは若者の雇用の場を地元に確保しようという市の取組みが実現したもので、今後5人が採用される見込みです。
上越市に進出したのは、東京都に本社を置くIT企業の「アーキペラゴ」です。アーキペラゴは、主に企業のウェブサイトやシステムの構築や運用、コンサルタント事業を手がけています。
上越市のオフィスは、高田本町商店街にあるコワーキングスペース「ビビット」に構えました。
アーキペラゴ 菅原匡史 代表取締役
「上越市の拠点は、海外のクリエイターと国内のクライアントをつなぐゲートウェイにしていきたい」
19日(金)は、菅原匡史 代表取締役が中川市長の訪問を受け、オフィスを案内しました。 現在、東京出身のエンジニア1人が勤務していて、今年度はあわせて6人の雇用を目指しています。
アーキペラゴ 菅原匡史 代表取締役
「ビビットは、素敵な場所でクリエイター育成支援をしている。(人材育成の)サポートに入ったり、興味のあるeスポーツにも事業を展開をしていければ」
ビビット 瀧澤但 代表
「(ビビット)に企業が入ったことはゴールではなくスタート。進出した企業と、地元企業やクリエイター、学生などがコミュニティーを築き、新たなイノベーションが生まれる場所に成長させていきたい」
市では若者の雇用の場を確保しようと、昨年度から県と協力して企業の誘致活動に取り組んできました。中川市長はITデジタルの技術を持った人を育てる必要があるとして「IT企業を上越市に集約して、県内で一番人材を生み出す土地にしたい」と話していました。
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