2023年05月21日 18:00更新
上越市本町にあるアートサロン遊心堂が、創業110周年を記念した「茶道具展」を22日(月)から開きます。
アートサロン遊心堂は古美術や骨董品などを扱って、今年創業110周年を迎えます。
「茶道具展」は記念イベントの第1弾として開かれます。会場には、江戸時代から現代までの点前道具や棚ものといった茶道具を中心におよそ200点が並びます。
これは、江戸時代中期に活躍した楽家4代目、楽一入の茶椀です。一入は千利休の家元の好みに合った茶道具を作る職人の1人とされます。器はろくろを使わない手づくりで、ひとつの窯でひとつずつ焼いたということです。
会場に並ぶ道具の半分は、上越地域の茶人が使ったものです。地元でお茶を習う人にとっては、同じ流派に合ったものを探すことができるということです。
アートサロン遊心堂 加藤裕明さん
「上越の茶道具が、地元のお客さんから地元のお客さんに伝わっていくことが一番理想。よく(茶道具を)見ていただいて、今後のお茶の活動に役立ててほしい」
茶道具展は、22日(月)から30日(火)までアートサロン遊心堂2階遊心堂ギャラリーで開かれます。
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