2023年05月17日 10:52更新
上越妙高駅を訪れる人の目を楽しませようと、駅の西口にある釜蓋遺跡公園に、障がい者就労支援施設つくし工房が16日(火)ヒマワリのタネをまきました。
つくし工房では、障がい者の働く場をつくろうと、ヒマワリを育ててそのタネから食用オイルを作っています。これまでは、上越市諏訪地区の休耕地などおよそ2.7ヘクタールでヒマワリを育ててきました。ことしはさらに栽培規模を広げて、上越妙高駅西口の釜蓋遺跡公園でも育てることになりました。広さはおよそ0.3ヘクタールです。
つくし工房 田邉信さん
「諏訪地区の畑は市街地から離れていて観光客が足を運ぶのは大変だが、ここは駅の中からも見える場所。ここを機に、市内に大きなヒマワリ畑があると知ってもらえると思い、(この場所での栽培)声をかけてもらったときは『よし!』と思った」
16日は、つくし工房のボランティア4人が、機械で土を耕しながらタネと肥料をまきました。
ボランティアの1人は「面積が広いと大変だがやりがいがある。『この駅にはヒマワリが咲いている』と多くの人に見てもらいたい」と話していました。
この場所はもともと花畑で、地元住民でつくる「遺跡応援団」が、菜の花やコスモスなどを育てていました。しかし人手不足で活動が難しくなり、今回上越市からの要請で、つくし工房が花畑を引き継ぐことになりました。
ヒマワリは、7月中旬から8月上旬にかけて見頃となり、そのあとタネを収穫する予定です。
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