2023年05月15日 14:35更新
上越市寺町3丁目の日枝神社で春の例大祭が始まり、久しぶりに高田界隈にみこし渡御の声が響き渡りました。
例大祭は100年以上前から続くもので通称「青葉まつり」、または「鯛まつり」と呼ばれています。
今年はコロナ禍を経て4年ぶりにみこし渡御が行われました。
みこしは神社から寺町2丁目に入り、本町、東本町、大町、そして仲町など、1日かけて19町内を回ります。そのうち寺町2丁目では、午前7時過ぎ、町内のおよそ30人が3キロの道のりを1時間10分かけて練り歩きました。
先導役は夫婦猿です。
神輿は木枠を入れておよそ1.5トンあります。本来は50人ほどで担ぐものですが、寺町2丁目では車に載せて引きまわしました。
参加者
「行事が戻ってきてありがたい。引っ張るにしても重い。コースがどうだったかなど思い出しながら手探り」
沿道では4年ぶりの神輿渡御に手を合わせる人の姿もありました。
市民
「心待ちにしていた。『今年1年よろしくお願い』という気持ちで(手を合わせた)。にぎやかなのが戻ってきてうれしい」
日枝神社 小山祥夫 宮司
「『天気がよければやる』と呼びかけた。積極的にやらないと。これを逃すと忘れてしまう。みこしが出ないと寂しい。きょうはうれしい。元気を取り戻し、町内の人と和気あいあいに実施」
例大祭はあす16日(火)が本祭で、午後2時から祝詞、4時半から里神楽が奉納され、お菓子のふるまいがあります。
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