2023年05月15日 08:45更新
海岸のごみを拾いながらそこに生えている貴重な植物を観察するイベントがきのう上越市の柿崎海岸で行われました。
一行ははじめに海岸に打ち上げられたペットボトルやプラスチックごみなどを拾いました。
拾ったごみは大袋で35袋ほどになりました。
参加者
「ペットボトルとかプラスチックの釣りをする道具があった。たくさんのごみを拾って海のためになってよかった」
参加者
「プラスチックごみとかいっぱいあったから拾えてよかった。ゴミをなくして花だけにしたい」
続いて参加者は県生態研究会の竹内紀夫さんの案内で浜辺の植物を観察しました。
柿崎海岸は人工の造形物がなく様々な海岸植物が生育することから市の自然環境保全地域に指定されています。
竹内さんは砂を掘って植物の根っこの様子をみせました。
地中の様子
県生態研究会 竹内紀夫さん
「根っこも掘って地下の様子を見て新しい発見があったらいい。植物の移り変わりを観察してもらえたら嬉しい」
参加者はこのあと上越市立水族博物館うみがたりに移動してマイクロプラスチックなどの海洋ゴミが魚に与える影響を学びました。
参加者
「マイクロプラスチックなど聞いたことあったけど知れて嬉しかった」
「プラスチックが多くて魚が食べてしまいそうでとても危険だと思った」
「漁をした後のひもやブイなど実際に拾って身近な問題だと思った」
海岸清掃と植物観察会はこのあとも夏から秋にかけて開かれる予定です。
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