2023年05月11日 16:19更新
ヒマワリを育てて、その種から食用オイルを作っている障がい者就労支援施設「つくし工房」に協力しようと、高田特別支援学校の生徒が10日(水)に種のまき方を教わりました。
障がい者就労支援施設「つくし工房」では、施設の利用者がヒマワリを育てて、その種から食用オイルをつくり販売しています。
高田特別支援学校は、去年からこの活動に協力しようと学校の畑でヒマワリを栽培していて、今年も取組みます。
10日は生徒がつくし工房を訪れ、職員から種まきを教わりました。指で土に穴をあけて2粒ずつ種を入れていきます。
生徒は、5月中に学校の畑で種をまき花を咲かせたあと種を収穫して、つくし工房に寄付します。
生徒
「今年は去年以上の大きいヒマワリを育てたい」
つくし工房では「ヒマワリプロジェクト」と題して種の寄付を広く呼び掛けています。去年は、地元の小学校や企業など70組が参加してヒマワリを育てました。
つくし工房 田邉信さん
「去年の収穫量はボランティアの協力もあり800キロだった。今年はそれを越える1トンを目標にし、将来的には2トンを目指したい」
生徒は種まきのほか、施設の利用者と一緒に種の袋詰め作業も手伝いました。この種はプロジェクトに協力してもらえる人などに配ります。
つくし工房 田邉信さん
「(つくし工房は)障がい者の支援をやっている団体。(協力者に)障がい者との交流や福祉のことを気にかけてくれたらうれしい。(参加団体)去年より今年、今年より来年と人数が増えていけば」
ヒマワリは種を採るだけが目的ではありません。高田特別支援学校は、去年花の大きさを競うつくし工房のコンテストに出場し、直径28センチの記録で4位となりました。
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