2023年04月21日 15:43更新
先月から今月にかけて酒気帯び運転など、上越市の職員による不祥事が相次いでいます。状況を重くみた中川市長は21日(金)訓示を行い、課長級以上の職員およそ100人を前に再発防止を呼びかけました。
上越市では先月から今月にかけて、市の職員2人の酒気帯び運転が発覚し、市は2人を停職処分としました。
市によりますと1人は、柿崎区総合事務所に勤める20代男性職員で去年12月下旬、同僚と市内の飲食店などで酒を飲んだにもかかわらず、マイカーを運転し警察の事情聴取で呼気検査をうけ、基準値を上回るアルコールが検知されました。市はこの職員を5か月の停職処分としました。
またもう1人は、国保年金課の40代男性職員で先月中旬、マイカーを運転してコンビニで酒を購入。そのまま車内で酒を飲み、運転して帰宅しようとして、警察からの職務質問で呼気検査をうけ、酒気帯び運転として現行犯逮捕されました。市はこの職員を6か月の停職処分としました。
こうした中、中川市長は状況を重く受け止め21日、課長級以上の職員およそ100人を前に職員としての意識を高めるよう注意を呼びかけました。
中川市長
「飲酒運転を根絶するという決意と覚悟を胸に刻み、徹底するよう指示する」
さらに中川市長は、今月上旬市民900人以上の個人情報を含む内部文書が、資源物の回収ステーションに不適切に捨てられていた事案にも触れ、再発防止に努めるよう訴えました。
中川市長
「公務内外を問わず法令順守、綱紀の保持を徹底し、市民から疑念を持たれる行為は慎み改めて襟を正すこと」
市長の訓示は動画で録画されていてこの後、市の職員全員に配信されたということです。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.